日本国内の健康診断で毎年一番多く見つかる異常値が、脂質異常症、いわゆる高脂血症です。
毎年、検診を受けた約3割の人に見つかっているこの疾患こそ、衛生委員会での「健診」関連ネタの第1候補でしょう。
おさえておきたいポイントは、
1.高脂血症は健診における、発見率1番の病気であること。
2.高脂血症自身に症状はありません。採血のみでわかります。
正確な数値を知るためには、検査前12時間は食事と糖分摂取(ジュース類)は禁止です。
3.高かった人は、担当医の指導のもと、生活習慣の改善が望まれます。
3-6カ月しても改善のなかった人は、内服を考えましょう。
4.血中のコレステロールや中性脂肪の値の高い人は、正常の人に比べ、心筋梗塞や脳梗塞などの疾患の発生リスクが2倍から8倍近く高いといわれています。
以下に、日本動脈硬化学会による「動脈硬化性疾患予防ガイドライン 2007年版」をご参照いただき、産業医の先生を交えて、あなたの会社で何かできるか、考えてみてはいかがでしょうか?